桃田 果澄 Kasumi MOMODA

【学歴、資格】

同志社大学 スポーツ健康科学部 学士号取得

エジンバラ大学 ダンスサイエンス教育学部 修士号取得

Progressing Ballet Technique 指導者

– 科学的根拠に基づいたダンスコンディショニングを広める –

ダンサーの方は、マインドフルにレッスンを受けていますか?

ダンスの先生は、自分が習ってきたことをそのまま生徒に教えていませんか?

私は4歳からクラシックバレエを習っており、その基礎を活かしてイギリスでバレエやコンテンポラリーダンスのトレーニングを経験しました。

国や言語を超えてトレーニングをしていく中で、ダンスを教える以上に、生徒を一人の人間として成長させていく指導者に憧れ、ダンス教育者を目指すようになりました。

私が指導しているのは主にバレエですが、生徒が健康で安全に末長くダンスキャリアを続けるためにも、レッスン以外に栄養学や心理学、解剖学、トレーニング学を教示することは必要不可欠だと感じています。

現在まで「芸術」として解釈されることが多かったダンス分野は、このような科学的なアプローチがあまり取り入れられてきませんでしたが、プロダンサーの身体能力はトップアスリート並みと言われており、英語でパフォーミングアスリート(Performing Athlete)*1と呼ばれているように、ダンサーもスポーツで取り入れられているようなクロストレーニングやコンディショニングが必要だと考えます。

私が目指しているのは、伝統的なレッスンと科学的なコンディショニングを組み合わせたダンストレーニングを広め、次世代を担うダンサーのキャリアを最大限に伸ばすことです。

このサイトではダンス指導者やダンサー向けに、主に海外で実施されている研究やトレーニングを紹介していきます。

レッスン中では学べない知識を収集して、自分のレベルや指導法にあわせて活用していただければと思います。

引用がある場合は各ページに引用元を掲示していますので、論文の全文など詳細はそちらからご覧下さい。

*1
The Dancer as a Performing Athlete
Physiological Considerations
Yiannis Koutedakis
and Athanasios Jamurtas
1 School of Sport, Performing Arts and Leisure, Wolverhampton University, Walsall, UK
2 Department of Sport and Exercise Science, Thessaly University, Trikala, Greece